T細胞/B細胞検査
T細胞/B細胞検査でわかること
本検査は、T細胞とB細胞の割合をみる検査です。T細胞の割合が多い場合には細胞性免疫が、B細胞の割合が多い場合には液性免疫が優勢であると判断できます。T細胞、B細胞のどちらかの割合が異常な高値を示した場合にはそれらの細胞の“がん”が疑われます。また、低値の場合には、何らかの免疫抑制が起こっていると考えられます。
細胞説明
T細胞はがん細胞、ウイルス、細菌、アレルゲンに対して反応し、細胞性免疫に関わるリンパ球です。B細胞は抗体を産生し、液性免疫に関わるリンパ球です。
検査方法の概要
血液中のリンパ球の中で、T細胞に発現しているCD5、B細胞に発現しているCD21に対して、それぞれ検出抗体を結合させフローサイトメトリーにより検出します。