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VIP vol.0

したがって、セチリジンは1mg/kg、1日1回で有効な抗ヒスタミン効果が得られるということになります。文献2ではまとめとして、皮内反応を実施するならば2週間前にプレドニゾロンとセチリジンの投薬を中止すべきとまとめています。ちなみに動物アレルギー検査(株)のアレルゲン特定的IgE検査は、これらの薬剤を投与していても大丈夫としています(血中IgEは薬剤の影響を受けないため)。しかしながら、リンパ球反応検査およびアレルギー強度検査では、ステロイドの投与を2週間前に中止して採血していただくようにお願いいたします。1: 2008 Vet Dermatol. 19, 348-357. Hydroxyzine and cetirizine pharmacokinetics and pharmacodynamics after oral andintravenous administration of hydroxyzine to healthy dogs.2: 2011 Tierarztl Prax Ausg K Kleintiere Heimtiere. 39, 25-30. Effect of prednisolone and cetirizine on D. farinae andhistamine-induced wheal and flare response in healthy dogs.表犬に使用報告がある抗ヒスタミン剤の薬価一覧(参考)一般薬剤名製品例製造会社薬価(/錠)クレマスチンフマル酸塩タベジール錠1 mgノバルティスファーマ8.3円ヒドロキシジン塩酸塩アタラックス錠10 mgアタラックス錠25 mgファイザー5.8円9.1円Topicsセチリジン塩酸塩ジルテック錠5 mgジルテック錠10 mgユーシービージャパン82.5円102.3円薬価は医薬品検索イーファーマ参照(2015年7月1日アクセス)vol.0 21